【藤沢市】熱湯のしぶきを浴びて無病息災を願う伝統神事「湯立神楽」が10月28日に白旗神社で行われます。
藤沢市藤沢にある白旗神社で、2026年10月28日(水)に「湯立神楽」が行われます。開始は午後2時です。藤沢市重要無形民俗文化財に指定されている伝統神事で、笛や太鼓の音に合わせて神職が舞を奉納し、大釜で沸かした湯を使って災いを払い、福を招くことを願います。

白旗神社の湯立神楽は、1996年3月1日に藤沢市重要無形民俗文化財に指定されました。境内には五色の紙垂と竹で作られた天蓋を飾った斎場が設けられ、氏神や火の神、水の神をお迎えします。神職が舞を奉納する「神職舞」が特徴で、通常は8座が舞われるところ、白旗神社では12座すべての演目が伝えられています。

演目の中でも注目したいのが、大釜の湯を御幣でかき回す「掻湯」と、熱湯に浸した笹を参列者の頭上に振りかける「笹の舞」です。湯しぶきを浴びると災難や病魔を払い、無病息災の福を授かると伝えられています。

また、神楽の途中には神前に供えられたお神酒やお赤飯が参列者に分かたれ、最後の演目では天狗の面をつけた猿田彦や、しゃもじを持った山の神が登場します。厳かな舞だけでなく、ユーモラスな仕草が見られるのも特徴です。神楽の終わりには、神様からの幸福を分かつものとして餅がまかれます。

こうした伝統神事は、地域で受け継がれてきた文化に触れられる貴重な機会です。藤沢に暮らす人にとっても、身近な神社に残る歴史や風習を改めて知るきっかけになりそうです。なお、当日午後はご祈願を受け付けておらず、境内への車両の乗り入れもできません。見学を予定している方はご注意ください。

藤沢の秋に受け継がれる伝統神事を、ぜひ白旗神社でご覧になってみてはいかがでしょうか。
湯立神楽
日程:2026年10月28日(水)
時間:午後2時
会場:白旗神社






