【藤沢市】人気の海水浴場(片瀬東浜、片瀬西浜・鵠沼、辻堂)今夏は開設を断念。

新型コロナウイルス感染症の感染第2波が心配されている昨今。
江の島海水浴場営業組合と辻堂海水浴場協同組合が、今年の夏、海水浴場の開設をしないと決めました。

海水浴場イメージ

画像はイメージです

海水浴場開設にあたり、神奈川県は『感染防止対策ガイドライン』に沿うよう要請していますが、それを守って開設するのは難しいと判断したようです。

感染防止対策ガイドラインでは、海水浴場や海の家での「密集」・「密接」・「密閉」を防ぎ、新型コロナウイルス感染症の感染を防ぐ取組みを徹底して行うことが必要としています。
例えば、

・砂浜に一定の間隔で目印の設置(人との間隔をできるだけ2m、最低1m空けること)
・場内放送で1時間に1回程度、ソーシャルディスタンス確保を呼びかけ、巡回して注意すること
・イベント中止
・監視人(ライフセーバー等)の健康チェック
・監視人(ライフセーバー等)はマスク、フェイスシールドなど着用
・海の家の利用は完全予約制
・椅子やテーブルの間隔を広くするなど、ソーシャルディスタンスを確保
・従業員はマスク、フェイスシールドなど着用
・更衣休憩所 ・更衣室やシャワー室は個室にするか、十分な広さを確保すること
・うきわ、ゴーグル、パラソル等の貸出し前後には必ず消毒を実施すること     など

他にも細かく様々な項目があり、それらを厳守するようにと書かれています。
▶︎海水浴場等における新型コロナウイルス感染症の感染防止対策ガイドライン

藤沢市内の3海水浴場(片瀬東浜、片瀬西浜・鵠沼、辻堂)は、大変人気があり、昨年には155万人以上の海水浴客が訪れました。
▶︎令和元年の海水浴客数について(藤沢市ホームページ)

今現在もたくさんの方が海にきています。海水浴場が開設されなくても、海水浴を楽しむために訪れる方はたくさんいることでしょう。
海の家がない、ライフセーバーがいない、救護室もない。この夏が心配でなりません。

神奈川県や藤沢市は、どのような対策を講じるのでしょうか。

海水浴場イメージ

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2020/06/03 07:30 2020/06/03 07:30
yosshii

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