【藤沢市】2026年のはじまりを遊行寺で。除夜の鐘と修正会が紡ぐ藤沢の正月風景。
2025年の締めくくりと2026年の幕開けを告げる行事が、藤沢の遊行寺で伝統行事が執り行われます。大晦日の除夜法要、除夜の鐘、元日の修正会は、地域に深く根付いた年末年始の伝統行事です。

現地を訪れると、すでに境内では準備が進み、参拝者を迎えるための整備が行われていました。静かな冬の空気の中で進む準備は、新しい年を迎えるための大切な時間でもあります。

除夜の鐘は、大晦日午後11時45分頃から鐘をつき始め、新しい年を迎えます。人には百八つの煩悩(ぼんのう)があり、その煩悩をはらうために、除夜の鐘をつく回数は108回とされています。

普段は一般の方が鐘を撞くことはできませんが、大晦日の除夜の鐘のみ108名限定で撞くことができます(事前申込制、除夜法要参加料:1,000円)。新年への願いを込めるこの体験は、地域の方からも「一年の区切りとして欠かせない行事」と親しまれています。

元日の修正会(しゅしょうえ)とは、正月の初めに、平和と人々の幸福を祈って行う法要です。初詣として参拝する人も多く、穏やかな空気の中で新年を迎えることができます。この日の境内では、毎年たくさんの屋台が出店し賑わうとのことです。

さらに、2026年1月2日・3日は箱根駅伝の開催により、初詣の賑わいが最高潮に達します。「駅伝応援とセットで参拝するのが恒例」という声も多く、藤沢の正月らしい一体感が生まれます。

伝統行事と地域の盛り上がりを同時に楽しめる遊行寺の年末年始。2026年のスタートに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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