【藤沢市】今季で見納め。江の島サムエル・コッキング苑の「ウィンターチューリップ」が12月25日頃に見頃を迎えます。
江の島サムエル・コッキング苑の冬の風物詩として親しまれてきた「ウィンターチューリップ」が、公式発表により、2025年の今季をもって最後の開催となります。

昨年の開花の様子
例年、12月25日頃から見頃を迎えるこの光景は、寒空の下で色鮮やかなチューリップが咲き誇る、江の島ならではの特別な風景として多くの来園者を魅了してきました。

昨年の開花の様子
会場となる江の島サムエル・コッキング苑では、冬の時期でも華やかな彩りを楽しめるように球根を冷蔵処理し、開花時期を調整したチューリップが植栽されます。青空と海を背景に咲く花々は、春とは異なる凛とした美しさがあり、写真映えする景色としても知られています。

昨年の開花の様子
見頃の時期には、苑内併設の江の島シーキャンドルを中心に、イルミネーションイベント「湘南の宝石」も開催されています。

過去開催時の様子
日没後には園内がライトアップされ、昼間のチューリップとは一転、幻想的な夜の表情を楽しめるのが大きな魅力です。昼と夜で異なる雰囲気を味わえる点は、公式にも案内されているポイントのひとつです。

昨年の開花の様子
また、期間中、併設施設では様々な企画が用意されています。スーベニアショップ「21days」では、ウィンターチューリップをモチーフにした限定グッズ(馬油やしおり)を販売。UMIYAMA GALLERY〈海山ギャラリー〉では12月24日(水)まで、湘南ゆかりの作り手による布小物、そしてクリスマスをテーマにしたモビールや本など冬の贈り物が並びます。

昨年の開花の様子
さらに12月25日(木)には、苑内でホーリーナイトコンサートの開催も予定されており、イルミネーションと音楽が重なる特別な月夜を演出します。

昨年の開花の様子
苑内のカフェ「UMIYAMADO(海山堂)」では冬季限定の「おいもとりんご」のあたたかいパイの販売もあり、 地域では「毎年楽しみにしていた」「この景色がなくなるのは寂しい」「最後だからこそ行きたい」という声も多く聞かれ、最後の開催となる今季は例年以上に注目が集まっています。

昨年開催の様子
この最後のシーズン、冬の江の島を歩きながら、その風景を目に焼き付けてみてはいかがでしょうか。
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